高校時代のバイトで社会の厳しさを知った経験

高校卒業前のアルバイトで新しい世界が開けました

高校生のバイと経験

 

高校生3年生になって受験が終わり、部活も引退して時間ができたころにアルバイトを始めました。わたしは付属高校に通っていたため、進学のための試験は秋にありました。受験が終わると部活の全国大会があり、それが終わった11月ごろからバイト探しを始めたのです。

 

自分の好きな街で働きたかったので、アルバイト情報誌で駅名からバイトを探したところ、ピザレストランのチェーン店のバイト募集がありました。面接を受けて無事採用され、アルバイトデビューを果たしました。高校生だったので、土日と冬休みのランチタイムにシフトに入れてもらいました。お店はフロアがかなり広かったのですが、セルフサービスだったのでお料理を運ぶ必要はありませんでした。そのかわり混雑する日はレジは長蛇の列で、素早くさばくのが大変でした。フロアは下げ物が中心でオーダーをとる必要はなかったのですが、広いフロアを数人で担当するので目の回るような忙しさでした。キッチンは男性が担当していて、私が立ち入ることはありませんでした。

 

ランチはブッフェスタイルになっており、お客様がお店の外まで長蛇の列を作るような日もありました。開店前にサラダバーとドリンクの準備をすべて整えなければならず、とにかく早く仕事を覚えて間違いのないように素早く仕事を完了させなければ、と必死になりました。失敗しないように、毎回とても緊張していました。ランチのまかないでピザを食べることが出来たのですが、休憩時間は短くていつも緊張したまま食べていたので、毎回消化不良でお腹がおかしくなりました。それでもはじめてのアルバイトは楽しかったです。

 

高校の友人が冬休みにお店に食べに来てくれた時はとても嬉しかったです。お店の制服姿を友人たちに見られるのは照れくさくもありました。従業員やアルバイトの先輩たちはみな若く、かっこよく見えましたし、同期で入った男の子が同じ学年で仲良くなることが出来たり、今までの高校生活とは違った世界が広がったのです。和気あいあいとした雰囲気で、お店を盛り上げようという仲間意識がありました。

 

社会の厳しさをしったバイト体験

それから仕事の厳しさも学びました。店長がバイトと社員の扱いをくっきりと分ける人で、社員にはことさら厳しく高いレベルを要求していました。店長のいる日はお店がピリッとした空気になりましたし、社員の方々が売上の数字を追ってシビアに仕事をしていることも雰囲気でわかりました。わたしは気楽なバイトの身分でしたが、男性の社員さんたちはみな大変そうでした。バイトの主のような大学生もいて、私のような真面目だけが取り柄のつまらない人間からはとても大人に見えました。

 

高校生活の最後に、こうして社会を垣間見ることが出来たことはとてもいい経験になりました。段取りが大事であることや、自分の持ち場がミスをするとどこかにしわ寄せがいって他のセクションに迷惑をかけてしまうことなど、とても基本的なことですが、体で覚えることができました。